{映画}”ゴジラVSコング”を観た感想(ネタバレあり・辛口)

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ハリウッド映画版のゴジラ第三作目に当たる「ゴジラVSコング」を観てきたので感想を書かせて頂きます。

第二作目まではゴジラは人類の敵でありながら他の怪獣を倒す守り神でもある。という立ち位置でしたが、今回はほぼ悪者という感じでした。やはりハリウッドがコングと同時に扱うとなるとコング優勢となるのは仕方がないでしょうね。

バトルもコングの見せ場が多かった印象。特に香港でのバトルは初代キングコングのオマージュの為なんじゃないかと思ってしまいました。所々でコングの体長が変わっていたような気がするのですがきっと気のせいでしょう。

ハリウッドらしく映像の迫力は素晴らしかったです。前作の様に暗闇で誤魔化すことなく、ゴジラとコングのプロレスがはっきりと描かれています。

ストーリー展開は今まで以上にぶっ飛んでいてツッコミどころ満載でした。その上、新情報も盛り沢山だった為ついていくのがやっとという感じです。

日本人俳優として参加の小栗旬さんは、前作で退場してしまった芹沢博士の息子という設定だったので、ゴジラとの絡みを楽しみにしていましたが、どんな思想を持ち何が目的だったのか語られる前に白目を向いて退場してしまいました(笑)。

今回の映画は人間の登場人物は舞台を動かすための装置であり全く印象に残りませんでした。逆に人間パートを長くやると一作目のような批判が出るので難しいところですが。

そして、今回の映画の最大のサプライズであるメカゴジラの登場。PVでも徹底的に隠していたのでこれには素直に驚きました。ゴジラを倒して人間が頂点に立つという思想の為に作られたという設定でしたが、お約束どおり暴走してしまいます。そして、ゴジラとコングの両方に花を持たせるための装置として散っていきます。

今までのシリーズはラストで次回作を匂わせるシーンがあったのですが、今回はナシ。

色々と文句を書いてしまいましたが、日本のゴジラ映画もぶっ飛んだ内容だったりするので、ある意味正しいリメイクと言えるのかも知れません。

おすすめ度★★☆☆☆

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映像系

Posted by ブラスト