{車}Audi A4/A5(B9)ミッションマウントインサート
Audi A4/A5 (B9)ミッションマウントインサート
今回は愛車の「Audi A5 (F5)Sportback」に『ミッションマウントインサート』を装着したので感想を書かせていただきます。
ミッションマウントインサートとは
「ミッションマウントインサート」とは、純正のミッションマウントには隙間があるのでその隙間を埋めてミッションの揺れを抑える為のパーツです。
ミッションの揺れを抑えることにより、シフトフィーリング・アクセルレスポンスの改善が期待できます。余計な振動などが発生することはないということです。
今回はAliExpressで購入しました。値段は3,000円前後(2024年5月時点)。有名チューナー製の物となると10,000円以上します。
材質はアルミニウム。購入したものはバリ等はなく作りは良い感じでした。
左右にある足がミッションマウントの隙間を埋める形になります。
取り付け方法
ミッションマウントの位置はフロントタイヤより少し奥にあります。馬を掛けて下に潜る方法でも出来なくはないと思いますが、かなりキツイ体勢になると思いますし危険も伴います。可能ならリフトを使っての作業をオススメします。
「M10トリプルスクエアボルト」2本で留まっています。輸入車で使われることがある規格のボルトで専用の工具が必要になります。
純正部品を取り外すとミッションマウントが見えます。純正部品は金属の部分とゴムの部分を抑えているだけになっていますが、ミッションマウントインサートは金属の部分とゴムの部分の隙間を埋める形になります。
ミッションマウントインサートの内側にシリコングリースを塗りミッションマウントに押し込みます。あとは元のボルトを締め込みます。このボルトはメーカーによっては再使用不可とか書かれている場合がありますが、そのまま使えました。不安な場合はディーラーでボルトだけ取り寄せてもいいかもです。
装着後の感想
「ミッションマウントインサート」を装着後に個人的に変化があったと感じたことは、
「低速時の変速ショックが和らいだ」。DCTの苦手な低速時の変速ショックが少し和らいだと感じました。ゆっくりとした発進時などで2速に入るときにシフトショックを感じることがありましたが、それが少し和らいだと感じます。
「ギアのつながりがスムーズになった」。変速時の一瞬の間が少なくなったように感じました。変速時にゆっくりとクラッチを繋いでいるような間がありましたが、それが短くなったと感じます。
「再加速時のギクシャクが無くなった」。アクセルオフからの再加速で下手にクラッチを繋いた時のようなギクシャクがなくなりました。
ただし、全て劇的な変化というほどではありませんでした。いかんせんDCT自体の挙動が安定しないと感じることがあるので、プラシーボ効果だと言われればそうなのかもと思えるレベルです。
装着したことによる振動の増加はとくに感じません。
気になること
「ミッションマウントインサート」はミッションマウントの隙間を埋めて挙動を安定させる為のパーツです。
気になるのは純正状態で隙間(遊び)が設計されているのを無くして大丈夫なのかということです。もしかしたらミッションに掛かる負荷が大きくなる可能性がありそうです。
インターネットを検索しても装着例が少なく情報がないので、積極的に装着するようなパーツではないかも知れません。
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