Sony RX100M6について個人的な感想

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RX100M6

SonyからRX100シリーズ6代目となるRX100M6が発表されましたね。毎年のようにモデルチェンジされてきたRX100シリーズですが、今回は今までで一番の変化があったんじゃないでしょうか。

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スペック

RX100M5 RX100M6
センサー 1.0型Exmor RS CMOSセンサー 1.0型Exmor RS CMOSセンサー
有効画素数 約2010万画素 約2010万画素
F値(開放) F1.8~F2.8 F2.8~F4.5
焦点距離(35mm換算) 24~70mm 24~200mm
光学ズーム 2.9倍 8倍
ISO感度 ISO125~12800 ISO125~12800
手ぶれ補正 光学式 光学式
シャッタースピード(メカ) 30~1/2000秒 30~1/2000秒
連射 最高24コマ/秒 最高24コマ/秒
AFエリア 315点 315点
背面液晶 3.0型1,228,800ドット 3.0型921,600ドット
モニター 上に約180度、下に約45度 上に約180度、下に約90度
EVF 0.39型2,359,296ドット 0.39型2,359,296ドット
撮影可能枚数 約220枚 約240枚

詳しいスペックは公式サイト

M5とのスペックの比較

  • 35mm換算 24-70mm→24-200mm 

Sony公式ページより転載

今回のモデルチャンジで最大のポイントがこれだと思います。今までのRX100シリーズの焦点距離は初代から24-70mmでした。それがいきなり望遠端が200mmまで延長されました。

望遠端が70mmだともっと大きく写したいという場面で不便に感じることがありました。その場合はデジタルズームで対応するしかありません。しかしデジタルズームだと画質が劣化してしまうので出来るだけ使うのを避けてしまいがちでした。それが光学ズームで200mmまで対応出来るので不満に感じることは少なくなりそうです。

凄いのは焦点距離が長くなったにも関わらず本体のサイズがほぼ変わっていないことです。ポケットに余裕で入るサイズなので持ち運びが億劫になることはないでしょう。

  • 開放F値 F1.8-2.8→F2.8-4.5

その変わり開放F値はM5から暗くなってしまっています。今回のモデルチャンジで唯一のネガティブなポイントです。

RX100はコンデジなのに大型のセンサーが搭載され、ボケも楽しめるというのが一つの売りでしたが、開放F値が暗くなってしまったのでその売りがスポイルされてしまいました。ただぶっちゃけてしまえば1.0型センサーのボケはたかが知れています。それよりも望遠端が長くなった方が撮れる写真の幅は増えると個人的には思います。

  • 他の進化したポイント

AFは特にM5からは進化していないようですが、元がハイスペックなので十分過ぎます。

M5はポップアップ式EVFの接眼部を手動で引き出す必要がありましたが、M6は自動で手前に出てきてくれるみたいです。

背面液晶が下に90度まで動くようになりました。これで上に掲げての撮影も可能です。そんな状況があるかはわかりませんが。

そして撮影可能枚数が20枚増えています。バッテリーは変わっていないのに伸びているのは真面目な改良が感じられてグッドですね。

まとめ

コンデジはスマホのカメラの性能向上で立場が無くなって来てしまっています。しかしSony RX100シリーズに限ってはそれでも欲しいと思える魅力があります。今回のモデルチェンジでその魅力がまた大きくなりましたね。

更新日:2018-06-09

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