{車}代車でAudi A6 40 TDI quattro sport を運転してみた感想

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代車のAudi A6 40 TDI quattro sportの感想

愛車のAudi A5 F5 を車検に出した際に代車で「Audi A6 40 TDI quattro sport」を貸して貰えたので運転してみた感想を書かせていただきます。

今までの代車はA3やA4だったので、まさかA6を貸してもらえるとは思ってなかったので驚きました。車体の大きさや値段で運転するのに緊張しましたが、貸してくれたディーラーに感謝です。

スペック

グレード 40 TDI quattro sport
車両本体価格 ¥7,640,000
総排気量 (cc) 1,968
燃費 (km / ℓ) WLTC モード  : 16.1
最高出力 (kW(PS) / rpm) 150 (204) / 3,800-4,200
全長×全幅×全高(mm) 4,940×1,885×1,430
車両重量 (kg) 1,830

TDIなのでディーゼルエンジンの直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボです。12Vのマイルドハイブリッドシステムが搭載されています。

quattroなので4WDです。新世代のquattroで電子制御により、4WDが必要としない場面ではFFとして走行します。

ミッションはデュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックトランスミッションです。

このグレードは現行のA6が発売された当初には無かったグレードで、後に追加された最安のグレードになります。と言っても800万円近くしますが・・・。

エクステリア

フロントマスクは大きなグリルで迫力があります。しかし威圧的な感じはなくAudiらしいクールで上質な印象を受けます。

気になるのが、大きなセンサーでグリルが途切れてしまっていることです。もう少しコンパクトに出来なかったのでしょうか。

リアは盛り上がったフェンダーとトランクスポイラーで力強い印象を受けます。ライトをつなぐメッキモールが特徴的ですね。マフラーの出口はダミーで塞がっています。

サイドにはキャラクターラインが入っていて光の陰影が出来るようなデザインとなっています。ルールラインの緑線が美しいです。

若々しさとスポーティーさを表現したA5とは違い、上級セダンらしい存在感を重視したデザインになっていると感じました。

インテリア

Audiの新世代コックピットが採用されています。

デジタルメーターのバーチャルコックピットは勿論、ナビ画面の他にエアコンの操作パネルまでも大型のタッチパネル液晶画面となっています。ナビ画面とエアコンの操作パネルはタッチすると音と振動のフィードバックがあり、これの操作感が心地よいです。ただ、やはりエアコンの操作パネルは物理ボタンのほうが使い勝手が良いと思います。Audiもそれに気がついたのか最新のモデルでは物理スイッチに戻っていますね。

サラウンドビューカメラにはA5には無い、3Dモデルを自由に動かしながら周りを確認出来るモードあり、実用性はともかく面白いです。

やはりA5と比べると装備はもちろん、マテリアル的にも上質です。

最近の日本車ではコンパクトカーでも採用しているダッシュボードにステッチが付くという高級感の演出がありますが、AudiではA6からしか付きません。

エンジンを切るとシートとステアリングが乗り降りしやすいように自動で動きます。ドアも半ドアから勝手に締めてくれるイージークローザーがあり、この2点は高級車という感じがしました。

アンビエントライトも手が込んでいてカッコイイです。

後席はA5と比べると圧倒的に広いです。A5では身長183cmの自分のドライビングポジションに合わせると、後席の人は膝前が窮屈になりますが、A6は自分が後席に持っても膝前に余裕があり快適でした。

走行性能

2Lのディーゼルエンジンは、発進時こそディーゼルエンジンらしい低音がしますが、ディーゼルエンジン特有のカラカラ音は耳を澄まさないと分からないくらいで、スピードが乗ればディーゼルエンジンとは分からないくらいの音です。回転もスムーズで振動は全然気になりません。

12Vのマイルドハイブリッドシステムが搭載されていますが、アイドリングストップからの復帰は普通にエンジンが掛かります。あくまでもコースティング中のエンジン停止・回生ブレーキの為みたいです。

やはり車重があるせいかスタートはかなりゆったりです。ですが、車のキャラクター的にはそれで良いのかなと思います。Sモードにすれば暴力的なトルクも楽しめます。

quattroですが、通常時はほぼFFで走っているように感じました。燃費を稼ぐためだと思いますが、フルタイム4WDのフィーリングが好きな人からすると少し物足りなく感じるかも知れません。ただ、踏み込めば瞬時に4WDになります。

一番感動したのは乗り心地の良さでした。自分のA5がSlineで硬い足なので、余計にそう感じたのかも知れませんが、上級サルーンらしい上質な乗り心地に感じました。とにかくスムーズで雑味が無い感じです。

静粛性に関してもA5よりもワンランク上に感じました。外からの音がほとんど入ってこないので気持ちが悪いくらいです。特にA5と比較するとロードノイズがかなり小さく感じました。

乗り心地・静粛性は同乗者からも文句は出ないのではないでしょうか。

まとめ

自分の愛車A5よりもワンランク上という感じがはっきりと感じられました。Audiは値段が高いと言われますが、乗ってみないと良さは分からないと思います。

A6は快適性を最重視する人には最高の相棒になるのではないでしょうか。