Nikon D850について個人的な感想

2018年6月9日

Nikon D850

Nikon D810の後続機D850が正式発表されましたね。自分は現在D810をメインカメラとして使っているのでとても興味がある機種です。今回正式発表されたスペックを見てD810ユーザーの自分がどう思ったのか感想を書かせてもらいたいと思います。


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スペック

D850の詳細なスペックは公式ページで見てみて下さい。

D810とスペックの比較

  • 有効画素数 約3635万画素→約4575万画素

D800シリーズは発売当初フルサイズ機の一眼レフカメラとしては最高の画素数で話題になりました。その後Canonの5Dsが5000万画素で登場しその座を譲りました。噂の段階ではまた最高画素数を目指すのでは?と言われていましたが、結果は5Dsよりも少ない4500万画素での登場となりました。

D800シリーズは高画素機のシリーズであることには変わりありませんが、D850は高画素機は風景撮りに使うのが基本と言う概念を打ち破るためにこの画素数で抑えたのだと思います。なぜかというと後述させてもらう連射性能との兼ね合いだと思います。

D810の3600万画素と比較した場合の差は約900万画素。この差が体感出来るかと言うと微妙なところ、同じ被写体で等倍を確認して分かるかどうかでしょう。ただしDXモードでクロップした場合はD810が1500万画素でD850が1900万画素。DX機のフラッグシップD500が約2000万画素と考えるとクロップした場合の解像感の向上は体感できるかもしれません。

  • 映像エンジン EXPEED4→EXPEED5

D5に採用されている最新型エンジンEXPEED5が採用されたことにより動画性能が向上。D810がフルHDまでだったのが4K UHD動画が撮れるようになってます。これにより時代に追いついた感じですね。

ノイズリダクションが進化しているのでD810よりも高いISO感度も使っていけるでしょう。自分の感覚ではD810はISO3200までに抑えたいと思っているので、もしISO6400まで使えるようになっていれば大きな進化だと思います。

高速処理が可能になったことにより、4500万画素で約9コマ/秒の連射を14ビットロスレス圧縮RAWで約51コマ記録可能になっています。

この比較ではD810から大きく進化していて文句なしですね。

  • 露出制御 ISO64〜12800、0〜20EV→ISO64〜25600、-3〜20EV

常用感度は上限が一段回上がっています。これにより高感度耐性が上がっているかはわかりませんが、映像エンジンがEXPEE5になったことによってノイズはD810より減っていると思われます。

  • AF 測距点51点 輝度範囲-2〜19EV→測距点153点 輝度範囲-4EV(中央一点)-3EV(他)

D5譲りのAFシステムにより測距点が3倍になりました。しかし、AFポイントが占める範囲はD810とほぼ変わらず点が細かくなっている感じです。

ただし高性能なAFエンジンのおかげで精度は向上しているはずです。D810もAF性能が悪いと言うわけではありませんでしたが、さらに精度が良くなっているとなるとスナップ撮影はもちろん動体撮影も積極的に出来ますね。

ジョイスティックが追加されたのでAFポイントの移動も楽になりますね。

輝度範囲が-4EVなので暗いところでもAFが合いやすくなっています。

  • 連射性能 約5コマ/秒→約9コマ/秒(バッテリーグリップ装着時)

D810はFX時では5コマまででしたが、D850は通常時では7コマでバッテリーグリップ装着時ではなんと9コマ!4500万画素の一眼レフ機としては驚異的な連射性能です。D5の12コマには及びませんがD500の10コマに迫りました。DXクロップ時の画素数がD500とほぼ変わらない点でも同社の製品に遠慮がないですね。

AF性能も相まって動体撮影の成功率を上げてくれそうです。

  • ファインダー 視野率100% 倍率約0.7倍→視野率100% 倍率0.75倍

D5が約0.72倍なのでまさかの一ケタ機超え。高画素機でのシビアなピントに配慮した結果でしょう。

  • 記録メディア CF&SDカード→XQD&SDカード

D5同様に高速なデータ転送が可能なXQDカードが使用できます。しかしXQDカードはレキサーが撤退していたり不安が多いメディアなので、この採用には少し疑問が。今は高速なSDカードもありますし、使っている方が多いであろうCFカードの廃止もマイナスな気がします。

  • その他、新たに追加された機能。

電子シャッターを使用したサイレント撮影機能

フォーカスシフト撮影

フリッカー低減機能

ピーキング機能

RAWファイルのサイズ変更

チルト液晶

タッチパネル

ジョイスティック追加

ボタンイルミネーションなど

廃止された機能にポップアップ式フラッシュがあります。

まとめ

D810の後続機として登場したD850ですが、性能的にはそれ以上の進化と言えますね。D5と並んでフラッグシップ機と言っていいほどの性能です。ここまでになると値段もフラッグシップ機並になるのでは?と思ったのですが、なんと実売価格約36万円。性能を考えるとバーゲンプライスです。ニコンは勝負に出ましたね。D810との現在の価格差は約10万円。軍資金があるなら間違いなくD850を買ったほうがいいでしょう。D850は一眼レフ最強にして最後のモデルになる可能性もあるかもしれません。

自分はD810をまだ使うつもりですが、お金に余裕があれば間違いなく買い替えてしまっているでしょう。
更新日:2017-08-26

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