{4/3の日}マイクロフォーサーズの良い所
フォーサーズの日
4月3日は「フォーサーズの日」なんだそうです。理由は勿論フォーサーズセンサーが4/3型(約 17.3mm×13mm)のサイズであることが由来ですね。
フォーサーズはコダックが提唱した規格ですが、2008年には後続規格のマイクロフォーサーズが誕生しました。
自分も現在、マイクロフォーサーズ機をメインとして使っているので、マイクロフォーサーズの良い所を紹介されて頂きます。
小型軽量
なんと言っても小型軽量であることは大きなメリットです。
どんなにいいカメラでも持ち出す気にならなければ意味がありません。マイクロフォーサーズ機は小型軽量なので、普通の鞄に入れていつでも持ち歩く気になれます。
特に家族旅行など人と一緒に行動する時におすすめです。荷物としてかさばらないですし、観光地などでも周りに威圧感を与えずに撮影が出来ます。それでいてもちろん画質はスマホより全然いいです。
最近では小型のフルサイズ機が登場してきているので、メリットが薄れているのでは?と思われるかも知れません。ですが、マイクロフォーサーズはレンズも小型軽量なんです。
小型のフルサイズ機だったとしても、レンズはどうしても大きくなってしまいます。
特に望遠レンズは差が顕著で望遠撮影が多い人にとってはマイクロフォーサーズは魅力的なシステムとなります。
手ブレ補正が超強力
マイクロフォーサーズ機の手ブレ補正は超強力です。
ミレーレスカメラのボディ内手ブレ補正はセンサーシフト式が採用されていることがほとんどですが、マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいことを活かして、最大7.5段分の補正量を実現しています。これ以上は地球の自転が影響してしますというレベルだそうです(笑)
素人の自分でも広角レンズなら1秒のシャッタースピードでもブレずに撮れてしまいます(猛者は10秒でもぶれないそうです)。マイクロフォーサーズでは1/焦点距離 ・秒の方程式はもう当てはまりません。
どんなに画質が良くてもブレていてはどうしようもありません。写真の基本であるブレずに撮るが簡単に出来るのがマイクロフォーサーズです。
費用が抑えられる
システム全体に掛かる費用を抑えられるのもメリットです。
ボディだけで見てもマイクロフォーサーズ機は、他のセンサーサイズと比較すると安価になります。マイクロフォーサーズ機は5万円くらいから豊富に選ぶことが出来ますが、フルサイズ機は10万円以上します。
因みにプロ向け機での比較では、OLYMPUS E-M1X が約16万円であるのに対し、SONY α1 は約75万円(2021年4月時点)とかなりの差があります。もちろん性能差などを考慮すると単純に比較できることではありませんが。
レンズも同様で、同じ焦点距離・明るさで比較すると安価である場合が多いです。
さらに、ボディとレンズに掛かる費用だけでなく、写真のデータ容量も抑えられます。マイクロフォーサーズの2000万画素のRAWファイルが約19MB、フルサイズの3600万画素のRAWファイルは約46MBとかなりの差があります。枚数が多くなるほど保存するストレージに掛かる費用に差が出てきます。
よって、マイクロフォーサーズはボディとレンズだけでなく、トータルで掛かる費用が抑えられると言えます。
まとめ
4月3日がフォーサーズの日ということで、マイクロフォーサーズの良い所を紹介させて頂きました。
マイクロフォーサーズは小型軽量で初心者におすすめであるのは勿論のこと、望遠撮影が多いカメラマンにもおすすめ出来る、優秀な規格だと思います。
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