Nikonの新型一眼レフ D7500について個人的な感想

2018年4月13日

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D7500

Nikonから新型の一眼レフのD7500が発表されましたね。そのスペックを見た感想を話させていただきます。

今年はNikon生誕100周年の記念の年でしたが、特に目玉のカメラが発表されずガッカリしていました。そんな中DX機の中級機であるD7200の後続機であろうD7500が発表され嬉しくなって仕様を見てみましたが…
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進化しているポイント

  • センサーがD500と同じセンサーに、映像エンジンも最新のEXPEED5に。

これにより常用感度ISO100〜25600からISO 100~51200に進化。高感度でのノイズが気になるAPS-C機では嬉しいですね。

  • 高速連続撮影が約6コマ/秒から約8コマ/秒に。

D7200では1.3xクロップ時に約7コマ/秒が可能でしたが、D7500ではクロップ無しで約8コマ/秒で撮影可能に。これは連射が必要な被写体を撮る人にとっては大きな進化だと思います。

  • 4K動画が撮影可能に。

D7200ではフルHDまででしたが、4K動画が撮影可能になりました。自分は動画に関してはあまり詳しくはありませんが、撮影が出来るというのはマイナスにはならないでしょう。

  • ボディの小型軽量化。

D750から採用され始めた高剛性炭素繊維複合材料を採用。これにより重量が約675gから約640gに45gの軽量化。正直これだけでは微妙ですが、ボディは確実に小型化されておりグリップが深くなっていてホールドし易くなっています。

  • モニターがチルト式でタッチパネル化。SnapBridgeに対応。

チルト式のモニターになってローアングルでの撮影が容易になるでしょう。個人的にはチルト式のモニターは歓迎です。タッチパネル化とSnapBridgeに関してはこれからの機種に順次採用されていくのでしょうね。

退化?しているポイント

  • 画素数が2400万画素から2000万画素に。

画質は画素数が全てではありませんが、D7200に採用されている2400万画素のセンサーが評価が高いのでそれを上回れるかは疑問。雑誌などでの評価は解像感ではD7200が有利という結果が多いです。

  • メディアスロットがダブルからシングルに。

D7200ではSDカードが二枚挿せるダブルスロットでしたが、D7500ではシングルスロットに。RAWとjpegを別けて保存したい人とバックアップを取りながら撮影したい人にとってはマイナスポイントですね。そうじゃなくても分かりやすい退化です。

  • バッテリーグリップが非対応に。

D7200では別売りのバッテリーグリップを付けることによってバッテリーの大容量化・縦位置撮影でのホールドがし易くなりましたが、D7500では完全に非対応に。バッテリーグリップを付けられなくなるということは単純に拡張性が低くなるということ、D7200の後続機としてはマイナスポイントになるでしょう。

D7500はD7200の後続機ではない?

名前からしてD7500はD7200の後続機として期待してしまいましたが、どうやら完全な後続機というわけではなさそうです。

それにはD7200の発売当時とのNikonのラインナップの違いが影響していると思います。D7200が発売された当時はNikonのAPS-Cのフラッグシップ機が不在の状況でした。(D300sから長らく後続機が出ていなかった)そこでその穴を埋めるべく、連射性能以外はフラッグシップ機と言っても差し支えないD7200が登場したわけです。

しかし現在はフラッグシップ機のD500があります。なのでD7200の性能をそのまま進化させた機種を出すと、D500との差別化が難しくなってしまうわけです。

以上の理由からD7500は今回の様な性能で登場することになったのだと思います。

D7500はこんな人にオススメ

D7500はD500よりも小型でD5600よりも連射性能が欲しい人向け!

D7200の後続機が欲しい人はD500にステップアップするのが吉!

実機を触れる機会があったら感想を追記したいと思います。

更新日:2017-04-15

 

 

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